2019.1.12 イエローベスト
今日はデモの日です。
暴動は毎週土曜日の恒例行事と化しています。
LINEニュースでも流れていたイエローベストのデモについてまとめてみました。
フランスにいるので、身近な情報も
伝えられればと思います。
簡単な説明はWikipediaより引用
黄色いベスト運動 (きいろいベストうんどう、フランス語: Mouvement des Gilets jaunes) は、フランスで2018年11月17日から発生している政府への抗議活動を指す。黄色いジャケット運動ともよばれる。2018年5月にオンラインで開始され、2018年11月17日にフランスではじまった 。工業化が進んだ隣国ベルギーの南部のワロン地域にも急速に広まった。2008年以来、運転者は高い視覚認識性を持つ「蛍光色」のベストを車内に常備することが法律で要求されるようになった(安全対策として運転者が路肩で車両を離れる場合、それを着用する必要がある)。その結果、黄色い反射チョッキは広く利用され、安価で入手可能となったため、運動のシンボルとして選ばれた[16]。
2018年12月はじめ、シンボルはヨーロッパからイラクに至る諸国においてより共通のものとなった。異なる国の、異なるグループが彼らの主張に注意を引かせるため、このヴィジュアリックで目を惹くベストを着用した。
抗議者(農村部や都市部周辺の人々)は「燃料価格の上昇」、「生活費の高騰」、「政府の税制改革の負担が労働者や中産階級に及んでいること」を主張している[17][18][19]。彼らは「燃料税の削減」、「富に対する連帯税(solidarity tax)の再導入」、「最低賃金の引き上げ」、そして「マクロン大統領の辞任」を要求している。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/黄色いベスト運動2019.1.12)
【現状】
プロボクサーが盾を持った機動隊員をボコボコ殴っている動画が話題になっています。彼は動画配信でその旨についても語っています。YouTubeの方リンク貼ってます↓↓
凱旋門での警官とイエローベストの抗争が中継されています。警官側は手にシールドと警棒。対するイエローベストは手に持てるサイズの物を投げつけ、ゴーグル、マスク(催涙ガス対策は必須)とヘルメットもしくは帽子。デモ隊が警官を挑発し、警官が盾で壁を作り押し返す。倒れたイエローベストを警官蹴る様子も映っています。そして、それを撮影するカメラマンとスマホで撮影する野次馬。凱旋門付近は、もはや観光どころではありません。煙に巻かれた幻想的な凱旋門を見ることはできますが……。
知り合いの目撃した情報ですと、
暴動はけっこう無差別的。近くにいたら石が飛んできたり、警官の放った催涙ガスの恩恵を受けることになります。
少しでも目がむず痒いとか喉に違和感を感じたら、その場から離れる事をお勧めします。小さな子供がガスにやられて、道端でしゃがんで泣いており、その親が警官を叱っていたなんてことも目撃されています。
他には、車を無差別にひっくり返したり。放火したり。シャンゼリゼ通りのショーウィンドウを割ったり。必ずしも攻撃が警官に及ぶ訳ではありません。近辺の住民への脅威も感じられます。おかげで、シャンゼリゼ通りのお店は土曜日にはシャッターが降ろされます。
snsでは現場の様子や黄ベストを用いたパロディなど関連する様々な映像が流され、
話題になった投稿者がニュースに呼ばれてキャスターと対談している様子も観られます。
本来の目的とは離れた暴徒化。日頃の鬱憤を晴らさんとばかりに暴れています。中には面白がって、お祭り気分で参加しているような方も観られます。ニュース映像を観てオロロ(日本語であららの意味)と苦笑い。フランス人の友人も流石に、これには呆れていました。
デモの様子 動画
視聴回数の多い順(2019.1.12現在)で並べてます↓↓
デモに賛同しているアーティストが楽曲制作(1677万回視聴)
デモをパロディにしているラッパーの楽曲(561万回視聴)
デモの映像とパロディをまとめて編集したもの(507万回視聴)
デモ隊の活動※過激な映像を含みます(497万回視聴)
ミュージックビデオ風(254万回視聴)