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@rt

芸術のあれこれ

2018.11.26

 

色々あって、
やっと落ち着けたので数日ぶりの投稿です。

今回の旅の最大イベントであるリヨンの光の祭典を観るため、今朝無事バスでリヨンに到着しました。当日にバス取れてよかった、一安心。

ここ数日のハイライトといえば、、

エッフェル塔付近で男3人に囲まれたこと。

エッフェル塔を観て、そこに飛んでいるwifiを使って調べ物をしていました。僕の座っていたベンチに寄ってくる3人の男性。
メトロの場所を聞いてきて明らかに怪しい。1人はベンチの隣に、もう1人はベンチの背後に、もう1人は別のベンチに座った。
スリについてちゃんと予習していた僕。

これは話しかけて注意を引く要員、スリの実行犯、周囲の警戒の3人構成であることに気づきました。
けれども、その場をまだ動きたくなかったし、まだスリだと断定できないので話を聞いていました。
すると観光バイクの運転手さんがやってきて、
僕をその場から引っ張って行ってくれました。
ぼそりと、bad guyと教えてくれ、やはりそうかと確信を持ちました。
少しばかり身の危険を感じた出来事でした。

・女性への暴力反対を掲げたデモとそれを警備する警官。

街を歩いているとやたらと道路が封鎖されていたり、銃を持った警官が集まっていたりしました。

翌日、朝から黄色のチョッキを着て練り歩く集団を発見。これは燃料価格高騰に対するデモらしいです。しかし、その後に反女性への暴力の行進に出会いました。

30分ほど道路が渡れなかった程の人数で、
初めて間近に大規模なデモを観ました。

各々、メッセージを掲げ、派手なコスチュームに身を包んだ人もいました。楽器隊による太鼓の演奏はどこか暴力的で恐怖心を煽る演出のように思われました。

・蚤の市の訪問。
1日で3つとも歩いて制覇しようと考えていましたが1日かけてヴァンヴの蚤の市、別日にモントリオールの蚤の市という結果になりました。クニャンクールの蚤の市は急な坂と時間制限のため断念し、再訪のリストに加えました。

位置を調べてもらうと、パリを端から端まで移動したことがわかるのですが、なかなか足に応えました。2日間ずっと歩いてたので、室戸完歩の時に近い歩き方になりつつありました。

2つの比較をすると、ヴァンヴは規模がちょうどよく、ヴィンテージなアクセサリーや家具、雑貨が揃うかなり質の高い蚤の市でした。
お店の人も愛想が良く、各地で値段交渉が行われていました。僕も、1930年代のカフスボタンを購入。お値段交渉の末、20€(約3000yen)→15€(約2250yen)に!

日本でもこの値段は安いし、ましてや新品じゃなくてヴィンテージものという驚愕の破格。
良い買い物をしました。

モントリオールの方はどうかというと、
日用品と衣類が主な並びでした。
規模はわりと大きいのですが、古着について勉強しているとアジア原産の新しいしい物がほとんどで、満足できるクオリティーの物は見つけられませんでした。雨も降っていたので早めに退散しました。

ということでヴァンヴはかなりオススメです!
一番規模の大きいクニャンクールもまた調査報告致します。

・初のホームレス体験。

モントリオールの近場で夜が更けてきたので、
蚤の市周辺で宿を取ることにしました。が、予算に見合った2つ星ホテルは満室。さてどうしたものかと、思い付いたのが野宿。

というのも、フランスではかなりの数のホームレスと物乞いの方がいます。それも、観光地の遺跡や広場、主要駅でベンチに座っていたり、毛布にくるまり寝ていたりします。キラキラしたショッピング街で紙コップを持って道行く人にお金を求める親子もいました。

多くを目にしたからこそ、そんな人達の生活を経験してみたいと考えたのです。
もちろん、治安の良いところを選び安全性には気を配りました。
感想を述べると、とてつもなく長い夜でした。
建物の外壁の間や、公園のベンチを転々としましたが、眠ろうと思っても足元の冷えと小雨によって起こされます。それも、時間にして30分くらいです。
とは言え、表立った事件も起こらず仮眠も取れたので、夜が明け次第モントリオールの蚤の市へと向かいました。
本当に治安が悪い所もあるので、
絶対に真似はしないで下さいね。

こんな感じで数日過ごしたので、
今日はこれから2か月滞在できるアパートを探すのに専念します。
観光はその後で。