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芸術のあれこれ

2018.7.17 1100年の歴史を持つ祇園祭。


ユネスコ無形文化遺産に指定され、
「動く美術館」との異名を持つ。

山鉾巡行の日でした。

市内でアルバイトをしていると、
外から笛と鐘の音が聞こえてきます。

本格的に交通規制がかかるまでの間にも、
音が夏を知らせてくれます。

通りにはたくさんの光の灯った提灯も。

町はいつにも増して高揚感がある。

このお祭、元々は祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれていたそうです。

九世紀頃、疫病が流行り、
富士山の噴火に続き、貞観地震という巨大地震に伴う津波の被害。
そんな中、その原因を怨霊の祟りと考え、御霊会により無病息災を祈ったそうです。

地震に洪水、猛暑。
自然の猛威によって命が失われる状況は変わらず、祭事は意味を知られず引き継がれているのですね。

そして24日、小規模ながら後祭が行われます。

南海トラフ巨大地震が危惧されている現在、少しでも多くの平穏な日々(もう既に平穏とは言えないのかもしれません)が続くことを願うばかりです。

2018.6.29 今、鶴を折れますか?

 

最初はこうだよな…。
と思って折り始めた僕。

しかし、何度も違和感で紙を広げ直す。

15分ほどかかって、やっとのことで1つの鶴を完成させました。

折り方ググってませんからね、
記憶にはなくても身体が覚えているとはこのことでしょうか。

でも、昔はもっと早く折れたのになぁ。
と、ふと日本人離れを感じます。

折紙は日本の文化。

しかし、意外と折り方を忘れてしまう。

折紙でドラゴンを折る人、略して折りゴンさん。愛媛にそんな知り合いがいます。まさに日本人の鏡。見習わないと…。

うん、鶴くらいは数分で折れるようになろう。

そこそこ手先が器用な僕。
折り紙を使い、海外でなにかできないかと密かに企んでおります。

2018.6.18 ⚠️地震に起こされる 震度5強体験

 

大阪北部を震源とする地震発生
京都南部に住んでいたため、
警告アラームとともに飛び起きた。

物が倒れても反応できるように
とっさに壁際に立つ。

10数秒間揺れている間、
ヒヤッとして動けなかった。

その後も、
ちょくちょく余震がきてビクッとした。

電車が止まり、
テレビには線路を歩く人々が映し出される。
コンクリートの下から溢れる水道管の水。

母はとっさに川岸の柵を掴むが、
逆に危ないと判断し川から離れたそう。

妹は通学中、仮眠しながら乗っていた電車が緊急停止し、線路を歩いたそう。

とっさの地面の揺れ。
いつも当たり前に立っている床が
不安定になる怖さ。

「災害」は体感して初めてわかるもの。

人間の感覚を軽く超えてくるもの。

2018.6.17 【告白します】

 

父の日。

この日になるといつも思うことがあります。

お父さん、どうしてるかなぁ。

小学校5年生の時に別居を経て離婚。
それ以降、母子家庭となったわけです。

話せば長いので割愛します。

なんやかんやで、みんなと違うという悲しみを人知れず抱えていた少年でしたが、意外と同じ境遇の人がいること理解し始めます。

最近もそういう人を知りました。

こういう過去があるからこそ、絶対暖かい家庭を築いてやるという想いが強いです。

裏を返せばパートナー選びに必要以上に慎重になります。
それが裏目にでることもしばしばあるのですが…。

現に21年間、彼女なるものを知らないのです笑

2つ目の告白……。

それでも僕は父の日を祝ってもらえるささやかな幸せを願っています。

2018.5.26

 

環境に身を置くことの大切さ。

自分を高めたかったら、
目指す方向性に向かっている人の中に
飛び込んでみるのが一番だと思う。

もちろん、独学で頑張ればある程度は学べる。

しかし、趣味嗜好の偏りによって
見えてない部分も生まれるし、
なりより知識の交換が発生しない。

これはこうだああだ言い合って、
アウトプットすると共に、
他のものと比較し検討する。

その繰り返しによって客観性も増す。

僕の場合、魅せ方を学びたかったから、
アルバイトもファッションを売るお店にした。
絶賛、勉強中。

ファッションへの意識が強い人達の中へ入ることは、知識も増えるし自分のファッションについても考察できる。

これは、全ての業界に通ずること。

思い切って飛び込んでみるのも、
あながち間違いではないということ。

経験してから、去るか残るか決めればいい。

それと、恋愛でよく言う
「少し距離を置いてみる」も選択の1つですね。

100歳時代に突入するかもですし。

そうなればなおさら年配者の活躍も
目立ってくるでしょうか。
おばあちゃんインスタグラマーとかいますしね。

ゆるーく長い目で生きていきましょう。
※責任感は大切だけど

2018.5.15

 

高校の同級生に電車で出会いました。

僕はバイト帰りに、
バスチケットを払い戻しに京都駅まで歩いた。
そして、バスチケット売り場へ迷いながらも着き、電車の空席を探していた。

その時、事は起きたのです。

就活帰りで、普段使わない線を使っていて、京都まで帰ってきていた友人。

車内から僕の顔を見つけ、
荒木くんや!と気付いてくれたそう。

アパレルのバイトだから、髪型も服装も高校の時とは違うのに、見つけてくれた。

ただ、それだけで嬉しかった。

ほんとにほんとに偶然。

車内での10分程の会話であったが、すごく嬉しいことを言ってくれたのが記憶に深く残る。

「一番変わった人やと思うし、
しかも良い方に変わって輝いてるから、
経緯を聞いてみたくなる。
みんな話したいと思ってるはず。
なにせ京都にいーひんレアキャラやから。」

彼は今、
金融や公務員に向かって走っているそう。

正直、もっと色々話したかった…。

「また会えるのを楽しみにしてる」と手を振って乗り換えをして去って行った。

クラス会が夏に開かれるという話が出ている。

これは意地でも参加したい。

みんなの過去から現在、
志す夢に至るまでの話を聞きたい。

と、思う日であったのでした。

人生の数だけ物語がある。

その物語を聞かずして京都を去れない。

以上、とりとめもない小さな奇跡のお話でした。

みなさんに素敵な出逢いがありますように。

僕は、素敵な出逢いだったと思ってもらえるような人になります。

2018.5.4

 

友人が京都に遊びに来ていたので、
留学の話を聞かせてもらいました。

気づき3つ教えて。

僕からの唐突な質問。
ちゃんと考えて答えてくれました。

1つ。見た目に対する意識、考え方が違う。

人の見た目についてとやかく言わない。
一方、日本にはイジリという文化がある。
典型的なものに、デブ、ハゲ、メガネ、ブス、ゴリラ、モヤシ、チビ、ノッポ、デッパ、マユゲ、タンソク…といったものがある。

笑いのパターンとして定着し、
コミュニケーションの1つの形であると思う。
が、日本において、
それは以外と無意識に行われている。

※余談。友人は184センチあるが、
海外スケールの方がむしろ空間的には過ごしやすかったそう。日本家屋だと、頻繁に頭打ったりするので共感。

2つ。言語習得の難しさ。

日本語が孤島で生まれた特殊な言語であるため、他言語を学ぶ際には、文法、発音などの感覚的な部分に対してかなり壁を感じる。
逆に、日本語を学ぶのはかなりの難関だとも…。日本語をある程度習得できている外国の人には感心しかない。
ヨーロッパ言語はラテン語派生等の系統が同じ言語は習得が楽になる。
言語学校に通うと、後から入学した生徒にあっさり就学度で抜かされることも多いらしい。
日本語の独自性はもはや変えられないので、
ハンディキャップはやむを得ない。

3つ。日本の文化の良さを再認識。

謙虚さ、敬語、控えめな性質の美しさを認識した。この性質は良し悪しではないが、美徳が確立されていることに誇りを感じる。日本人としてのアイデンティティが深まったのは大いに喜ばしいことだなと。僕も日本人として誇らしくあろう。海外に行ったらより、日本人としての自覚が必要になってくるんだろうな…。

そんなことを考えながら、
自分が海外に行ったらどんな気づきがあるのだろうかと、ワクワクと不安がこぼれる。

おやすみなさい。